阿久根市では自然環境保護活動を目的に毎月ビーチクリーンが開催されています。地域おこし協力隊や地元有志とともに活動を続け、今年4月で4年目の活動になろうとしています。

ビーチクリーン活動の中心となり動かれている『落合ぶどう園』の取材。

月によって、平日と土日を分けて開催しているので、参加者も毎回様々。初めましての方も多く、阿久根に移住した人にとっても、元々住んでいる人にとっても繋がりも広がってきています。

初参加の人が多い時は、落合さんから活動の趣旨やこれまでについて簡単に説明があります。

ビーチクリーンについて説明する様子

毎月参加する人もいれば、タイミングが合えば参加する方もいます。「無理なく参加してもらいたい」という落合さんのゆるさがあるからこそ、継続的に参加する人が多いように感じました。

ビーチクリーンの様子

“毎月活動に参加することではなく現状を伝えることで、

それを知った人が海に行った時は必ずゴミを持ち帰るようになったり、ゴミを出さないように生活習慣を変えたりするかもしれない。“

そのような想いで単なる自然環境保護活動ではなく、子どもから大人まで楽しみながら教育的観点も含めて活動されているのだとか。

最近はゲストハウスに宿泊した旅人やワーケーションで阿久根に滞在している人の参加も増えてきて、様々な人の価値観に触れる時間になってきています。

価値観の押しつけではなく、お互いの価値観を感じ合う時間も阿久根のビーチクリーンの一つの魅力なのかもしれません。

ビーチクリーンの様子　場所は天候や潮の満ち引きを確認しながら毎回変えている